ドイツ現代史研究関連ブログ

西日本を中心に開催されるドイツ現代史研究関連の学会・研究会の情報をお知らせいたします。

第34回西日本ドイツ現代史学会のご案内【最終更新:2026年3月28日】

 寒冷の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

 さて、第34回西日本ドイツ現代史学会を、2026年3月28日(土)・29日(日)に九州大学西新プラザならびにオンラインにて開催いたします。今回は第1日目の3月28日(土)にシンポジウム、第2日目の3月29日(日)に個別報告というスケジュールになります。

 このたび、正式なプログラムが固まりましたので、下記のとおりお知らせすると同時に、参加申込受付を開始いたします。締切は2026年3月22日(日)です。

 春の福岡にて、皆さま方の奮ってのご参加をお待ちしております。

 

 

第34回西日本ドイツ現代史学会のご案内

【日時】2026年3月28日(土)・29日(日)
【会場】九州大学西新プラザ大会議室(福岡市早良区西新2-16-23)、ならびにZoomでのハイブリッド開催
【参加費】無料

 

第1日目:3月28日(土)

シンポジウム「ナチズム・シオニズム・ユダヤ人―境界と越境」

共催:日本ユダヤ学会、2022〜2025年度科研プロジェクト「都市の中のグローバル・コロニアリズム—住環境の史的変遷にみる二重の不平等と移入民」(研究課題番号22H00708、研究代表者:水野博子)

 13:00-13:05 開会挨拶・諸注意

 13:05-13:10 趣旨説明:今井宏昌(九州大学)

 13:10-13:50 第一報告:長田浩彰(広島大学)
 「シオンなきシオニズムからシオニズムなきシオンへ―ワイマル期からナチ期にかけてのドイツ・ユダヤ人社会の境界と越境」

 13:50-14:30 第二報告:穐山洋子(同志社大学)
 「1920/30 年代スイスにおけるシオニズム―境界と越境の観点から」

 14:30-15:10 第三報告:水野博子(明治大学)
 「戦間期ウィーンにおける「ユダヤ・ネーション」とその境界―マイノリティをめぐる同化と保護のポリティクス」

 15:10-15:30 休憩

 15:30-15:50 コメント1:鶴見太郎(東京大学)

 15:50-16:10 コメント2:野村真理(金沢大学名誉教授)

 16:10-16:40 リプライ

 16:40-17:10 総合討論

 17:10-17:25 総会

 18:00-20:00 懇親会(対面のみ)
  居酒屋ひなたぼっこ(〒814-0002 福岡市早良区西新1-8-10)
  会費:一般6,000円、院生・学生3,000円

 

 

第2日目:3月29日(日)

個別報告(発表40分/質疑応答10分)※会場の関係で開始時間が10分早まりました

 09:20-10:10 第一報告:野中 諒(九州大学)
 「第一次世界大戦後アルザス・ロレーヌにおける傷病兵支援」
  司会:衣笠太朗(神戸大学)

 10:10-11:00 第二報告:峯沙智也(東京大学)
 「帝政期以前のドイツにおける職能代表構想―1848年⾰命から「新時代」にかけての経済利害の代表をめぐる知的エリートの議論に着⽬して」
  司会:飯田洋介(駒澤大学)

 11:00-11:10 休憩

 11:10-12:00 第三報告:大津留厚(神戸大学名誉教授)
 「ヴァーグナ難民収容所を生きる」
  司会:今井宏昌(九州大学)

 12:00-12:10 閉会挨拶

 12:30-15:30 エクスカーション(対面のみ/途中参加・離脱自由)
  ※ 昼食も兼ねます


【参加申込】2026年3月22日(日)締切

 下記フォームからお願いいたします。対面参加・オンライン参加にかかわらず、ご登録いただいたメールアドレスに宛てて、開催前日までにZoomと共有フォルダのURLをお送りいたします。

第34回西日本ドイツ現代史学会:参加申込フォーム

【会場へのアクセス】

 福岡空港から:地下鉄「姪浜」「筑前前原」「西唐津」行き乗車 約20分
 博多駅から:地下鉄「姪浜」「筑前前原」「西唐津」行き乗車 約15分
 ⇒いずれも「西新」駅下車、7番出口より徒歩約10分

 

【世話人】今井宏昌・熊野直樹

【連絡先】〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学人文科学研究院 今井宏昌
  電話:092-802-5091(西洋史学研究室)
  E-Mail:imai☆lit.kyushu-u.ac.jp(☆を@に置き換えてください)

 

 

 

 

 

第34回西日本ドイツ現代史学会・個別報告者募集のお知らせ

2025年7月24日

 

 大暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

 さて、第34回西日本ドイツ現代史学会を、2026年3月28日(土)・29日(日)に九州大学西新プラザならびにオンラインにて開催いたします。今回は第1日目の3月28日(土)にシンポジウム、第2日目の3月29日(日)に個別報告というスケジュールになります。

 つきましては、下記の要項にて各個別報告を募集いたします。報告を御希望の方は、2025年12月27日(土)までに、電子メールにて下記アドレスまでご連絡ください。

 正式なプログラムの公開と参加申込受付は、2026年1月から開始いたします。もうしばしお待ちくださいますと幸甚です。

 

 

【日 程】 2026年3月28日(土)午後および29日(日)午前(予定)

 

【会 場】  九州大学西新プラザ(〒814-0002 福岡県福岡市早良区西新2丁目16-23)

ならびにオンライン

 

【参加費】  無料(どなたでも参加できます)

 

【プログラム】

第1日目:シンポジウム

 

第2日目:個別報告

① 応募資格:修士あるいはそれに準じる学位を有する者、あるいは大学院修士課程ないし博士前期課程の在籍者。

 

② 応募締切:2025年12月27日(土)

 

③ 応募方法:報告を希望される方は、以下の事項にご記入のうえ、下記アドレスまでご連絡ください。アドレス:imai☆lit.kyushu-u.ac.jp(☆を@に置き換えてください)

 

④ 記入事項

・ご氏名(およびフリガナ):

・ご住所:

・お電話番号:

・E-mailアドレス:

・主たる研究領域(箇条書き) :

・発表題目:

・発表方法(対面かオンラインか):

・その他、要望など:

 

世話人】 今井宏昌・熊野直樹

 

【連絡先】  〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学人文科学研究院 今井宏

                  電話:092-802-5025

                  E-Mail:imai☆lit.kyushu-u.ac.jp(☆を@に置き換えてください)

 

 

西日本ドイツ現代史学会・隔年開催のお知らせ

 平素よりお世話になっております、九州大学の今井です。昨年まで毎年3月末に開催されていた西日本ドイツ現代史学会の隔年開催化について、この場をおかりしお知らせいたします。

 

 西日本ドイツ現代史学会は、1988年に九州ドイツ現代史学会として始まり、その後現在の名称へと改称されました。当初は九州地区のドイツ現代史研究者の研究活動の場でしたが、次第に活動範囲を拡大していき、21世紀に入ってからは、毎年9月に開催されるドイツ現代史学会と同規模かそれ以上の参加者に恵まれるようになりました。

 

 しかしその反面、西日本の諸大学ではここ数年でドイツ現代史研究者の退職・転出が相次ぎ、現状では福岡、広島、神戸の三都市のみでのヘビーローテーション開催となっております。

 

 このような事情を鑑み、関係の先生方とも議論を重ねました結果、2024年3月末に開催された第33回西日本ドイツ現代史学会(於:広島大学霞キャンパス/オンライン)にて、今後は隔年開催とすることが正式に決まりました。

 

 したがって、第34回西日本ドイツ現代史学会については、2025年3月末ではなく、1年後の2026年3月末の開催となります。すでに九州大学での開催が決定しておりますので、報告者募集などの情報については、今年の後半にまたご連絡をさせていただきます。

 

 毎年の開催を楽しみにされていた方々には恐縮の限りですが、サステナブルな学会運営のためにご理解いただけますと幸甚です。

 

 今後も西日本を中心にドイツ現代史に関する議論と交流の場を提供できればと考えておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。寒い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。

 

今井宏

【最終案内】2024年度第47回ドイツ現代史学会開催のご案内【2024年9月28日(土)・29日(日)開催】

各位

 残暑というにはあまりにも厳しい暑さが続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 この度、2024年度の第47回ドイツ現代史学会のプログラムが確定いたしましたので、以下の通り最終案内をさせていただきます。

 2024年9月28日(土)の1日目は、福岡大学にて七隈史学会・福岡大学人文学部との共催(対面のみ/参加費500円/懇親会なし/事前登録不要)、9月29日(日)の2日目は、九州大学西新プラザでの開催(対面とオンライン併用/参加費無料/懇親会あり/要事前登録)となりますので、ご注意ください。

 1日目に関しては、紀伊國屋じんぶん大賞2024を受賞した話題作、小野寺拓也/田野大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(岩波書店、2023年)の著者お二人をお招きし、シンポジウム「比較史の観点からみる『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』」を七隈史学会・福岡大学人文学部との共催で開催します。主体は七隈史学会のため、原則対面のみで参加費500円を当日お支払いいただきます。

 2日目に関しては、午前中が若手研究者お二方による自由論題報告、午後が昨年刊行された論文集、水野博子/川喜田敦子編『ドイツ国民の境界―近現代史の時空から―』(山川出版社、2023年)の合評会となります。対面とオンラインを併用したハイフレックス開催で、参加費無料です。

 参加ご希望の方におかれましては、2024年9月25日(水)までに参加登録をお願いいたします。

 福岡の地にて、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

2024年9月14日
2024年度第47回ドイツ現代史学会運営委員会
今井宏昌(九州大学

 

2024年度第47回ドイツ現代史学会

日程:2024年9月28日(土)・29日(日)

会場:1日目⇒福岡大学2号館221教室
    ※ 対面のみ/参加費500円/懇親会なし/事前登録不要
   2日目⇒九州大学西新プラザ大会議室ならびにZoom
    ※ 対面とオンライン併用/参加費無料/懇親会あり/要事前登録


1日目:9月28日(土):13:00~15:30
シンポジウム「比較史の観点からみる『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』」(七隈史学会・福岡大学人文学部との共催)

会場:福岡大学2号館221教室(福岡市城南区七隈8-19-1)

キャンパスマップ | 施設紹介 | 大学紹介 | 福岡大学

 

◯ 著者より

田野大輔(甲南大学)「ナチスの「相対化」と比較史の可能性―本書の問題提起―」

小野寺拓也(東京外国語大学)「「歴史実践」・「パブリック・ヒストリー」と本書―教育の視点から―」

 

◯コメント

松井康浩(九州大学)「ソ連史の視点から」

大澤武司(福岡大学)「日中関係史の視点から」

伊藤亜希子(福岡大学)「ドイツの異文化間教育の視点から」

 

◯著者リプライと討論

 

2日目:9月29日(日):10:00~17:00

午前:自由論題報告

午後:合評会 水野博子/川喜田敦子編『ドイツ国民の境界―近現代史の時空から―』(山川出版社、2023年)

会場:九州大学西新プラザ大会議室(福岡市早良区西新2-16-23)ならびにZoom

九州大学西新プラザ │ 交通案内

 

10:00〜10:10
 開会にあたっての諸注意

 

10:10〜12:20
 自由論題報告

 

10:10〜11:10
 直井大河(明治大学)「1940年代ウィーンにおけるナチ人種政策の展開―「混血婚家族」の迫害の諸相から―」

 司会:川喜田敦子(東京大学

 

(10分休憩)

 

11:20〜12:20
 櫻田美月(会社員、東京女子大学大学院博士前期課程修了) 「ナチズムとジードルング―レーゲンスブルクの事例における空間と生活の理想―」

 司会:北村厚(神戸学院大学

 

12:20〜14:00
 昼休み

 

14:00〜16:30
 合評会 水野博子/川喜田敦子編『ドイツ国民の境界―近現代史の時空から―』(山川出版社、2023年)

 評者:衣笠太朗(神戸大学)/割田聖史(青山学院大学

 リプライ:編者及び執筆者(調整中)

 フロアとの討論

 

16:30〜17:00
 今年度運営委員会からのご挨拶

 会計報告

 次年度開催校・運営委員のご紹介等

 

17:30〜19:30
 懇親会(対面のみ/参加費:有職者は5,000円、非有職者・学生は3,000円)

 会場:ひなたぼっこ(福岡市早良区西新1-8-10)
 ※ 会場から歩いて5分程度です

 

参加登録:2024年9月25日(水)締切

 ・1日目のみ参加
  ⇒参加登録は不要です。当日、会場の受付で参加費500円をお支払いください。

 ・2日目も参加、あるいは2日目のみ参加
  ⇒下記フォームから登録をお願いいたします。

    https://forms.gle/MPW7gGL1HX3bhATx6

 

【問い合わせ先】
2024年度第47回ドイツ現代史学会運営委員会
今井宏昌(九州大学
doitsugendaishi47☆gmail.com(☆を@に変換)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年度第47回ドイツ現代史学会開催のご案内と報告者募集【2024年9月28日(土)・29日(日)開催】

各位

 酷暑の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 この度、以下の要領で2024年度の第47回ドイツ現代史学会を開催いたします。今回は、福岡市内で同時期に開催される七隈史学会との調整の関係から、このようにご案内と報告者募集が遅れてしまいました。皆さまにはこの間、ご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

 結果として、2024年9月28日(土)の1日目は、福岡大学にて七隈史学会・福岡大学人文学部との共催(対面のみ/参加費500円/懇親会なし/事前登録不要)、9月29日(日)の2日目は、九州大学西新プラザでの開催(対面とオンライン併用/参加費無料/懇親会あり/要事前登録)という変則的な形態をとるに至りました。

 1日目に関しては、紀伊國屋じんぶん大賞2024を受賞した話題作、小野寺拓也/田野大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(岩波書店、2023年)の著者お二人をお招きし、シンポジウム「比較史の観点からみる『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』」を七隈史学会・福岡大学人文学部との共催で開催します。主体は七隈史学会のため、原則対面のみで参加費500円を当日お支払いいただきます。

 2日目に関しては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の全国的急増と、記録的酷暑、福岡市内におけるホテルの慢性的不足、そして先日気象庁より発表された「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を鑑み、対面とオンラインを併用したハイフレックス開催とし、オンラインでの報告・参加にも対応できるようにしております。

 つきましては、参加登録と2日目の自由論題報告の募集を開始いたします。全体的なプログラムに関しては9月頭の公開となることを何卒ご容赦ください。

 先行きの見えない状況が続きますが、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

2024年8月10日
2024年度第47回ドイツ現代史学会運営委員会
今井宏昌(九州大学

 

2024年度第47回ドイツ現代史学会

日程:2024年9月28日(土)・29日(日)

会場:1日目⇒福岡大学2号館221教室
    ※ 対面のみ/参加費500円/懇親会なし/事前登録不要
   2日目⇒九州大学西新プラザならびにZoom
    ※ 対面とオンライン併用/参加費無料/懇親会あり/要事前登録


1日目:9月28日(土):13:00~15:30
シンポジウム「比較史の観点からみる『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』」(七隈史学会・福岡大学人文学部との共催)

会場:福岡大学2号館221教室(福岡市城南区七隈8-19-1)

キャンパスマップ | 施設紹介 | 大学紹介 | 福岡大学

 

◯ 著者より

田野大輔(甲南大学)「ナチスの「相対化」と比較史の可能性―本書の問題提起―」

小野寺拓也(東京外国語大学)「「歴史実践」・「パブリック・ヒストリー」と本書―教育の視点から―」

 

◯コメント

松井康浩(九州大学)「ソ連史の視点から」

大澤武司(福岡大学)「日中関係史の視点から」

伊藤亜希子(福岡大学)「ドイツの異文化間教育の視点から」

 

◯著者リプライと討論

 

2日目:9月29日(日):10:00~17:30(予定)

会場:九州大学西新プラザ(福岡市早良区西新2-16-23)ならびにZoom

九州大学西新プラザ │ 交通案内

 

10:00〜10:10
 開会にあたっての諸注意

10:10〜17:00
 自由論題報告(予定)

17:00〜17:30
 今年度運営委員会からのご挨拶
 会計報告
 次年度開催校・運営委員のご紹介等

18:00〜20:00
 懇親会(対面のみ/西新プラザ近辺)


参加登録:2024年9月25日(水)締切

 ・1日目のみ参加

   ⇒参加登録は不要です。当日、会場の受付で参加費500円をお支払いください。

 ・2日目も参加、あるいは2日目のみ参加

   ⇒下記フォームから登録をお願いいたします。

    https://forms.gle/MPW7gGL1HX3bhATx6

 

自由論題報告申し込み:2024年9月2日(月)締切
 2日目に自由論題報告を希望される方は以下の要項にしたがってご応募ください。期限が短く恐縮ですが、ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

① 応募資格:修士あるいはそれに準じる学位を有する者、あるいは大学院修士課程ないし博士前期課程の在籍者。


② 応募方法:報告を希望される方は、以下の事項にご記入のうえ、下記応募用アドレスまでご連絡ください。

アドレス:doitsugendaishi47☆gmail.com(☆を@に変換)


③ 記入事項
・ご氏名(およびフリガナ):
・ご住所:
・お電話番号:
・E-mailアドレス:
・主たる研究領域(箇条書き) :
・発表題目:
・発表要旨(400字程度) :
・発表方法(対面かオンラインか):
・その他、要望など:

 

【問い合わせ先】
2024年度第47回ドイツ現代史学会運営委員会
今井宏昌(九州大学
doitsugendaishi47☆gmail.com(☆を@に変換)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国境を越える史料調査とアーカイブ構築の試み:第一次世界大戦期日本のドイツ兵俘虜をめぐって

 今年は第一次世界大戦開戦から110周年です。当時、日本は中国・膠州湾の青島(チンタオ)をめぐるドイツとの戦争に勝利し、その結果、ドイツ軍とその友軍であるオーストリア=ハンガリー軍の将兵4,500名以上を俘虜(=捕虜)としました。そして設立・閉鎖時期がそれぞれに異なるものの、総計16もの俘虜収容所が日本各地に設立されることになります。

 九州大学大学院人文科学研究院では、このたびドイツ・ハイデルベルク大学からメルバー・琢磨博士をお招きし、このドイツ兵俘虜収容所に関する史料調査を共同でおこなってきました。本企画では、その成果と将来的なデジタルアーカイブ構築の展望について報告・議論します。

 

日時:2024年3月21日(木)14時00分〜17時00分(13時45分開場)

会場:九州大学西新プラザ大会議室(福岡市早良区西新2丁目16-23)or ZOOMオンライン

九州大学西新プラザ │ 交通案内

 

docs.google.com

 

登壇者

メルバー・琢磨(ハイデルベルク大学トランスカルチュラル・スタディーズ・センター講師)

今井 宏昌(九州大学大学院人文科学研究院准教授)

コメンテーター

赤司 友徳(九州大学大学文書館准教授)

 

 

 

 

 

 

 

第33回西日本ドイツ現代史学会のご案内

 第33回西日本ドイツ現代史学会を、下記の要領で開催いたします。年度末の慌ただしい時期ではありますが、奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。現在の報告タイトルはいずれも仮のものです。

 出席を希望の方、現地参加・Zoomでの参加ともに下記の登録フォームにご記入ください(受付締め切り:懇親会の手配とZoomの設定の都合上、3月15までにご記入ください。)参加希望者には開催4日前ぐらいを目安にして別途Zoom参加URLをお送りいたします。

forms.gle

 

【日時・会場】

日時:2024年3月30日(土)〜31日(日)

会場:広島大学霞キャンパス・凌雲棟R402教室(広島市内の医学部キャンパス)、ならびにZoomでのハイブリッド開催

 

【参加費】

現地参加の方は会場費として一人500円をご協力いただきますようお願いいたします。

 

第1日目:2024年3月30日(土)

開場:12:30

開催挨拶:13:00

個別報告(13:10-:報告各30分/質疑各20分

1 佐々木淳希(獨協大学

「西ドイツ「団体法」制定の試みからみる社会の民主化の一側面」

 

2 川崎聡史(獨協大学

「西ドイツ民主主義の転換点? ヘッセン州の「過激派条令」に関する一考察」

 

3 村上遥香大阪市立大学

「1980年代の東ドイツにおける外国人契約労働者について―Gruppenleiterを中心に」(オンライン発表)

 

4 福永耕人(大阪大学

「⻄ドイツにおける軍人・軍隊像をめぐる論争」(オンライン発表)

 

総会(個別報告終了後)

議題として今回は今後の西日本ドイツ現代史学会の開催方法について皆様にお諮りいたします。その後、懇親会を広島駅周辺で開催予定です。

 

 

2日目:2024年3月31日(日)

開場:9:00

小シンポ(9:15-12:40)

東ドイツ外交史研究の新展開―東アジア政策をめぐって

 日本の東ドイツ史研究はこれまで、この国に暮らしていた人びととSED体制との関係、日常生活の実態といった政治社会史に多くの成果をあげており、ドイツ統一後の移行期の社会実態についても歴史学的視点から検討が進んでいる。しかし、外交史についてはそれほど多くの研究がなされてきたとはいえない。東西ドイツ二つの国家が冷戦の影響下で分断国家として成立しながらも、西ドイツについては、多くの外交史研究が語られてきたにもかかわらず、東ドイツのそれについてはほとんど無視されてきたといっても過言ではない。この背景には、東ドイツは、ソ連に従属した立場、ないしはその衛星国であり、自律性は存在しない、それゆえこの国の外交について評価する必要はないという、西側的な価値判断からの思い込みがあったのではないだろうか。むろん、ドイツ本国においては、ヴェントカーの通史からも確認できるように、すでに東西ドイツの間での特殊な外交関係、ソ連や東欧諸国との外交関係をはじめとして、1970年代以降の西側諸国、中国やベトナムないしはモザンビークといった社会主義体制国との関係を含めて数多くの外交史研究が出されている。

 このような研究状況を背景にしつつ、本シンポジウムは東ドイツと東アジアとの関係に着目してみたい。戦後世界で冷戦のもう一つの最前線に位置していた東アジア諸国東ドイツの関係は、社会主義陣営内部での一体性、ヨーロッパと東アジアという地理的な違い、さらには各国独自の利害関心などを考えると、多面的な評価が可能であり、再評価が著しい冷戦史についての考察をさらに豊かにする可能性を持つ。

 特に今回の個別報告では、北朝鮮と中国という二つの共産主義国東ドイツとの外交関係を問題にしたい。それぞれの報告からは、共産主義国家間の外交関係の特質や1950年代後半の中ソ対立を踏まえた東側陣営内での多様な同盟・外交関係のあり方が浮かびあがるだけでなく、東側からみた場合の冷戦の実態について、ヨーロッパと東アジアにまたがる世界史的な評価を試みることができるのではないだろうか

趣旨説明・司会

河合信晴(広島大学

報告:各40分

1 川喜田敦子(東京大学

「冷戦期の東ドイツ北朝鮮関係 朝鮮戦争後の咸興復興支援を中心に」 

 

2 熊野直樹(九州大学

人民公社と大豆をめぐる東ドイツ=中国関係」

 

3 田嶋信雄(成城大学

東ドイツ=中国関係と世界政治の変動 1978-1990」

 

(休憩:11:20-11:30)

コメント:各20分

板橋拓己(東京大学

ドイツ現代史の側から

山本晶子(慶応義塾大学)

日本近現代史の側から 

討論

閉会挨拶

 

【会場・交通案内】

 霞キャンパスには広島駅南口バス乗り場Bホーム10番から出ている路線バスに乗車してください。広島みなと新線 (大学病院・県立広島大学宇品東・広島港方面)、まちのわループ右回り (段原中央・大学病院・旭町・県病院方面)。「大学病院前」にてお降りください。なお、途中停車バス停に「大学病院入口」がありますが、そのままご乗車ください。

 会場地図については下記案内図をご覧ください。

【宿泊場所】

 宿泊は各自でご手配ください。近頃の状況を考えますと早めにご手配ただいたほうが確実かと思います。広島駅周辺が移動も含めて便利です。私学共済の広島ガーデンパレスの他、ビジネスホテルも多くあります。

 

【懇親会について】

 懇親会費:有職者は7,000円、非有職者は3,000円を予定しております。懇親会への参加希望、ないしはキャンセルについては必ず3月15までにご連絡ください。当日キャンセルは参加費を申し受けることになることになりますので、ご注意ください。

 

【当日のゴミについて】

 会場での飲食は可能ですが、ゴミについては各自でお持ちかえりいただきますよう、ご協力をお願いいたします。

 

物語 東ドイツの歴史-分断国家の挑戦と挫折 (中公新書)

政治がつむぎだす日常―東ドイツの余暇と「ふつうの人びと」

歴史としての社会主義: 東ドイツの経験

東欧からのドイツ人の「追放」:二〇世紀の住民移動の歴史のなかで

ドイツの歴史教育

引揚・追放・残留―戦後国際民族移動の比較研究―

ナチズム・ホロコーストと戦後ドイツ (現代ドイツへの視座―歴史学的アプローチ2)

ドイツ国民の境界: 近現代史の時空から

麻薬の世紀: ドイツと東アジア 一八九八-一九五〇

ドイツ=東アジア関係史 1890-1945──財・人間・情報

政治史への問い/政治史からの問い (法律文化ベーシック・ブックス)

極東ナチス人物列伝: 日本・中国・「満洲国」に蠢いた異端のドイツ人たち

ナチス一党支配体制成立史序説―フーゲンベルクの入閣とその失脚をめぐって

社会主義の世紀―「解放」の夢にツカれた人たち

日本陸軍の対ソ謀略: 日独防共協定とユーラシア政策

ナチス・ドイツと中国国民政府―一九三三‐一九三七

ドイツと東アジア 一八九〇-一九四五

戦後日独関係史

ナチズム極東戦略―日独防共協定を巡る諜報戦 (講談社選書メチエ)

歴史のなかのドイツ外交

黒いヨーロッパ――ドイツにおけるキリスト教保守派の「西洋(アーベントラント)」主義、1925~1965年

中欧の模索 ドイツ・ナショナリズムの一系譜 (創文社オンデマンド叢書)

分断の克服 1989-1990 ――統一をめぐる西ドイツ外交の挑戦 (中公選書)

アデナウアー - 現代ドイツを創った政治家 (中公新書)

複数のヨーロッパー欧州統合史のフロンティア

現代ドイツ政治外交史:占領期からメルケル政権まで (Minerva Modern History)